2009年06月
2009年06月17日
椎名豊レクチャーライブ
先日、ジャズピアニスト椎名豊さんのレクチャーライブに行ってきました。
ジャズについての色々なことを質問したり、アレンジのことや色々を中心に演奏しながらのライブということでした。
ちょうど新宿でリハーサルがあったので帰りに吉祥寺Stringsに寄ったのですが、
うわー!行ってよかった!
彼は、長い間たくさんのプロになるようなジャズピアニストを育てたり、たくさんの子供達にレクチャーしてきた実績を感じる、わかりやすい説明をしてくれました。
私はジャズを勉強していないけれど、誰がきいてもわかる説明で、教え方があまりにうまくて感激しました。
この夏は国立音大の夏期講習で4日間10〜16時まで教えるそうですが、聴講生はなんと4日間で一万円です!安いですね!
感激したことは、スイングについてのお話。
思わず手帳に真剣に書き留めてしまいました。
とってもわかりやすかったから、みなさんもご興味があったら是非レクチャーライブのときに行って質問してみてくださいね。聴いているときに体を動かしたらいけないのかとか、そういった質問にも丁寧に真剣にこたえてくれます。
眼からうろこの一夜になりました。
最後まで聴いたから、また深夜バスになっちゃいましたけど。。。。。
説明をきいて、「わーすごーい!」と私が言うのを聴いて、人生まいにちが勉強だからね〜と言っていました。そんな人柄も老若男女に愛される秘訣。
とっても落ち着いていていいレクチャーライブでした。
椎名さんは以前こういっていました。僕は自分の経験で自分が学んだすべてを全部そのレッスンで出すから、1日そこにいるだけで自分のすべての経験を持つ事ができる、って。
その意味も、よくわかりました。エルビンジョーンズに言われてはっきりと言葉にするようになった事柄も、すべてを惜しみなく与えてくれます。
いい先生に習うというのは大切なことだなあと改めて思ったなあ。
もういっぱいでレッスンは入れないそうですけど。。みんなが習いたい気持ちがわかります。
私も弟子入りしたいと思ってしまいました。
椎名さん、ありがとう。
椎名豊
http://home.att.ne.jp/air/y-shiina/
〜お店紹介〜
吉祥寺Strings
http://www.jazz-strings.com/index.htm
店主さんは気さくな方で、ジャンルにこだわらず出演してほしいという考えの方。
お料理もお手頃価格で、美味しいです。
2009年06月13日
トリオ
今日も楽しく幸せな披露宴でトリオでした〜♪
久しぶりにベーシスト永塚博之さんと演奏しました。嬉しかったなぁ。私が初めて一緒に演奏したベーシストが彼なんです。
会ったころから彼の音でステージの色が変わるようなベーシストで、当たり前のようにツアーやライブで仲間として同じステージにいました。
が、私は最初に素晴らしいベーシストに出逢ったということにある時気づきました。
それは運命の出逢いなんだよとギターの衣川さん。
ふーむ。私ってミュージシャン的運命の出逢いをするのが得意中の得意分野です。
それが一番の自慢かな。
帰りにみんなで食事しながら音楽の真面目な話から、みなさまにはお聞かせできないような話まで散々してきました。
気心の知れた仲間って本当に財産。
楽しくて安心。
帰り道、永塚さんと素敵な気持ちになる話をしました。
彼はレコーディングもバリバリ一回のテイクでOkを出すし、北海道出身だと感じる大らかな明るい人柄でいつも楽しそうに弾いているんです。
私が出逢ったなかで一番好きなベーシスト。
その彼が言ったこと。
営業(ライブではなく婚礼やパーティーなどで弾くお仕事のこと)の仕事ができないとダメだと思うよ。
だって自分のファンがライブを聴きに足を運んできて喜んでくれるのはファンだから当たり前だけど、そうじゃなくてジャズがなにかも自分たちのことも知らない人たちがいる場所で楽しんでもらえなければだめだと思うよ。
あ〜〜感激!
私はいつも同じことを思って、そこに偶然居合わせた道を歩く見知らぬ方の心に届く音をだすひとでいようと心に決めて生きているから。
それが自分の幸せ。
ミュージシャンみんなが口を揃えて同じに言うのは、音にはどうしてもその人自身がでて決して隠せないものだということ。
年を経るほどに、それはさらに強くなります。
技術ではないその人自身から出た音や雰囲気。
日々の過ごし方や考え方がでているなんて素敵な仕事だなあ。
良かった、音楽をやっていて。
永塚さんは昔から仲間として楽だったけれど、久しぶりに話して改めて知りました。
だから私は彼のベースが大好きなんだ。胸がいっぱいになってしまいました。
今日はほかにも胸がいっぱいになることがあったから 感動の日だったんだね。
こうして、いろいろなことに日々感動したりしていると満たされてしまいますね。
そういえば、今日のトリオは独身トリオでした〜。独身で充分に幸せな三人がどんな音を出していたのか自分たちを見てみたかったです。
そうそう。最後の送賓の音楽を弾いている時、可愛い男の子が永塚さんのベースに興味津々で近づいてきました。
あれは永塚さんの、弾いていて幸せだオーラに惹きつけられたんだなあって思います。
出逢ったとき運命の人だと思ったというお二人が波風嵐に出会っても、ずうっと楽しく過ごせますように心から心からお祈りしています。
綺麗な新婦でお母様も美しく、少人数での落ち着いたすてきな披露宴でした。
ある程度人生経験を積んでからの結婚は、若い結婚とは違う深いつながりが感じられました。
よし!私も、、、
とは思えないけど、、、。
お幸せに。
2009年06月07日
杉田アキヒロ&掘越アキラPlay Ground
ろくがつむいかに雨ざあざあ降って来て。。。
そう、6/6は最初雨でしたが、出かけたと同時に晴れました♪
夜、南青山のMANDARAというライブハウスにライブを聴きに行ってきました!!
と〜〜〜〜っても明るくて楽しく、温かいステージ。
杉田さんは劇団四季でミュージカルを10年、そしてNHKの元歌のお兄さん。
シマウマの歌や、ミスサイゴンやジーザスクライストスーパースターや、子供から大人まで楽しめる歌と語りをたっぷり披露してくれました。
ドラムの掘越彰さんが杉田さんに書いた歌も、歌詞が奥が深くて、歌詞が読みたいなあと思いました。
杉田さんがお父さんだったら(独身でいらっしゃるので)
というイメージで書いたという歌の中に、ウソはついたらダメというような歌詞があって、ふと、どこからがウソになりどこからがウソじゃないというその境目はどこにあるんだろう?なあんて思ったり。
いろいろな歌を聴きながら、好きだったり恋した人のことを思い出したり、ちょっとしんみりしたりしていました。
杉田さんは大きなステージをやってきた方ならではの輝きがあって、ほんとうにオーラがでています。
まっすぐな明るい心が歌にのり、メンバーと会場のお客様が(私も含む)楽しく幸せな時間を共有できます。
お客様も、温かいウエルカムなムードでお洒落な素敵な方が多く、いい雰囲気でした。
良く知りたい方は、ブログやホームページへどうぞ♪
杉田さんのブログは人柄そのままな幸せな日記がアップされています。
幸せはいつも自分の心が決める。
ほんとうにそう思っていますが、今夜の杉田さんも掘越さんも江草さんも白戸庸介さんも
幸せでいることを知っている人達です。
歌の中にも幸せだー!と言えば幸せ、というような歌詞がありましたが、私もいつもそう思って、
好い言葉を言うようにしています。
自分の耳に聴こえて、自分を洗脳するのが言葉だもん。
わーい♪
今夜も幸せだ〜〜〜〜^^♪
そこに涙があってもね。
すべては幸せのエッセンス♪♪
杉田あきひろオフィシャルブログ
http://www.stradacompany.com/blog_sugita/
掘越彰
http://www1.ttcn.ne.jp/play-ground/
江草啓太
http://www.egusakeita.x0.com/Site/Welcome.html
〜お店紹介〜
南青山MANDARA
http://www.mandala.gr.jp/aoyama.html
そう、6/6は最初雨でしたが、出かけたと同時に晴れました♪
夜、南青山のMANDARAというライブハウスにライブを聴きに行ってきました!!
と〜〜〜〜っても明るくて楽しく、温かいステージ。
杉田さんは劇団四季でミュージカルを10年、そしてNHKの元歌のお兄さん。
シマウマの歌や、ミスサイゴンやジーザスクライストスーパースターや、子供から大人まで楽しめる歌と語りをたっぷり披露してくれました。
ドラムの掘越彰さんが杉田さんに書いた歌も、歌詞が奥が深くて、歌詞が読みたいなあと思いました。
杉田さんがお父さんだったら(独身でいらっしゃるので)
というイメージで書いたという歌の中に、ウソはついたらダメというような歌詞があって、ふと、どこからがウソになりどこからがウソじゃないというその境目はどこにあるんだろう?なあんて思ったり。
いろいろな歌を聴きながら、好きだったり恋した人のことを思い出したり、ちょっとしんみりしたりしていました。
杉田さんは大きなステージをやってきた方ならではの輝きがあって、ほんとうにオーラがでています。
まっすぐな明るい心が歌にのり、メンバーと会場のお客様が(私も含む)楽しく幸せな時間を共有できます。
お客様も、温かいウエルカムなムードでお洒落な素敵な方が多く、いい雰囲気でした。
良く知りたい方は、ブログやホームページへどうぞ♪
杉田さんのブログは人柄そのままな幸せな日記がアップされています。
幸せはいつも自分の心が決める。
ほんとうにそう思っていますが、今夜の杉田さんも掘越さんも江草さんも白戸庸介さんも
幸せでいることを知っている人達です。
歌の中にも幸せだー!と言えば幸せ、というような歌詞がありましたが、私もいつもそう思って、
好い言葉を言うようにしています。
自分の耳に聴こえて、自分を洗脳するのが言葉だもん。
わーい♪
今夜も幸せだ〜〜〜〜^^♪
そこに涙があってもね。
すべては幸せのエッセンス♪♪
杉田あきひろオフィシャルブログ
http://www.stradacompany.com/blog_sugita/
掘越彰
http://www1.ttcn.ne.jp/play-ground/
江草啓太
http://www.egusakeita.x0.com/Site/Welcome.html
〜お店紹介〜
南青山MANDARA
http://www.mandala.gr.jp/aoyama.html
2009年06月05日
油絵〜宮本三郎
ひとつ前に書いた宮本三郎記念館。
ライブまで時間があったので二階の展示室を見ました。
私は子供の頃から絵をみることが日常でした。
玄関からはじまり家の中のどの部屋にも油絵や掛け軸、糸で描かれた絵などがあったのです。
練習に使っていた部屋に、子供のころ嫌いだったスケッチ画がありました。大人になって、それが日本を代表する画家のスケッチと知りましたが、きらきら綺麗な洋風なものが好きだった私には、どこの誰が描いたかなんて関係なく、今でもそれは変わりません。
そういった環境のせいか、絵画をみるのも好きでしたし、どこかの美術館や展覧会へ行くと父に好きな絵のポスターを買ってもらって喜んでいたのを覚えています。
けれどこの日まで、油絵をあそこまで綺麗だと感じた日はありませんでした。
二階の展示室の宮本三郎の油絵は20点くらいあったでしょうか?
鰐淵晴子さんの若かりし頃の絵もあり、あるパーティーで去年ご本人にお目にかかったため、世の中はふしぎと繋がっているものだなあと思ったり。
ある絵の前にきたとき、明るい赤の色使いで様々な色が混ざり合っていて、ふしぎと気持ちが良かったのです。金や白や黒の額縁の豪華さや、壁の色、部屋の照明や、そういった色々なことがあるでしょうね。
絵を美しく魅せる照明。人間やステージと同じく、そういうことは大切です。
赤い色が使われている絵は私には心地よく、思わずずうっとそこから眼をはなせなかったのです。温かい輝きを感じました。
バイオリンを弾く女性の絵もありましたが、それは黒い感じで、ときどき黒い感じの絵と赤い絵と。
油絵だからこそ、こんなに綺麗なんだなあと思ったのは生まれて初めてでした。
そんなにたくさん油絵を知っている訳ではありません。そう思えたことは私には新しい刺激。
きっと違う眼で、これから油絵を見ることになるからです。
雑誌がたくさんありました。婦人公論など。
1930年代から1950年代の表紙や挿絵をなさっていた雑誌がたくさん飾ってありました。その雑誌の表紙になんだかホッとして懐古的な気分になりました。もちろん私は生まれていませんが、遺伝子的ノスタルジーというような。。。
もともと宮本三郎の住まいだったものをご遺族が寄贈なさり、一万冊ものそういった雑誌があったと世田谷区美術館の館長さんがお話なさっていました。
きっかけは何でもいいんです。
好きな人が絵画が好きで話を合わせたいから勉強した、のでも、私みたいに美術館ライブというのに惹かれていったら、綺麗と感じる油絵に出逢ったのでも。
出逢いは私には全て。
自分が動けば感性に響く感動に出逢います。
この日はダブルでいい日でした。
展示会:7/26まで
http://www.miyamotosaburo-annex.jp/